めむのお金のお部屋

めむりんごです。ファイナンシャルプランナーとしてお金の話を時々しながら日々の出来事などを中心としたブログです

少子化対策。私の思うとこ

少子化対策に行政が少しずつ動き出しているような気配を感じます。

子供に平等に教育を受けられる社会がくることをずっと願いながら子育てをしてきました。

学校教育だけでなく、習い事や休みの日の過ごし方など世帯所得や家庭環境による差は仕方がないものだと思いながらも、進路の選択でせめて金銭的な理由で諦めてしまうことがない社会になってくれるようにと感じることは多々ありました。

 

ただ、ちょうどこれから就職を控える娘と話すと子育てに対するお金の不安ももちろんあるけれども、子供を育てながら働かなければいけない社会自体が子を産んで育てていくことを躊躇してしまうということでした。

 

制度は年々変わっていくので、格段に我が子たちが小学生だった10年以上前よりは今のほうが子供にかかるお金の負担は減っているように思えますが、その分物価も上がっていますね。消費税も税率が変わっています。

現金での給付はありがたいですが、それだけではなく増税や物価の上昇に左右されないように、所得に関係なく子供の給食費や学用品など義務教育の間だけでも学校に何かお金を家庭から支払うことがないように、国が負担をしてくれるとありがたいと思います。私立の学校ではそうはいかないとは思いますが。公立の学校と同等の負担軽減はして良いと思います。

上履きや、体操着なども。みんな、学校教育で必ず必要なものは家庭の経済状況に左右されないようになると私たちの税金がどう使われているのか、分かりやすく、家計管理をしている方からしても急な出費という予期せぬお金が出ていく事態も減ります。

所得制限のある助成制度としては習い事や塾なども一人月額上限いくらまでと助成費用が出て家庭で負担する費用を抑えて行けるような制度があっても良いのではないかと思います。

学校教育の中以外の自分の得意なことを見つけられるきっかけを少しでも作ってあげてほしいです。

 

子育てしやすい社会を作るには、子供に対する助成制度だけでは足りません。

働く女性が本当に子育てしながら働ける社会。そのための助けは思っている以上に必要だと思います。

そもそも、本当はお金があれば子供が小さいうちは働かないで子供育てるという人だって少なくはないのではないですよね。

もっと言えば、産むのにお金かかるのだって何か違う気がします。いくら出産育児一時金があると言ってもです。高いです。

 

現金給付も必要ですが、直接子供の教育に必要な助成制度ももっと必要な気がします。